2023年の備忘録続きです。
②日光・宇都宮
2023.8.21 月曜日 〜 2023.8.23 水曜日
一度は行きたいと思っていた日光へ行きました。
東京駅からJR上野東京ラインで20分北千住駅へ行き、そこから東武鉄道の特急けごんに乗り換えて1時間35分、東武日光駅に着きました。
北千住までのJRが10分程度遅れたことと、東武北千住駅の特急乗り場がなかなか見つ
からなくて、予約していたけごん号に乗り遅れるというハプニングはありましたが、
1時間後の電車で昼過ぎに無事日光駅に到着しました。
駅前は昔ながらのお土産物屋さんなどが並んでいて、わくわくします。
まずは、東武日光駅からバスに乗って、中禅寺湖・華厳の滝方面へ向かいます。
バスに揺られること1時間弱、いろは坂を通って中禅寺湖バスターミナルに着きました。
公園の中を5分ほど歩くと華厳の滝に到着します。
まずは見下ろすように滝を見ることができますが、レトロなエレベーターで下まで降りると、今度は見上げるようなかたちで迫力ある滝をみることができます。
風向きによっては飛沫が飛んで来るような水量でした。
外国人観光客を含めたくさんの人が訪れていました。
周辺には飲食できる茶店もいろいろあります。
すいとん、いいお出汁で美味しかったです。
またバスターミナルへ戻って、華厳の滝とは反対側へ5分ほど歩くと中禅寺湖が見えてきます。
標高1,277メートルとあって、暑さはさほど感じませんでした。
散策のあとバスでまた1時間、日光駅に戻ってくるともう夕方です。
今日は駅の近くのホテルに泊まりましたが、旅行恒例のスーパー巡りも忘れずに。
翌日は、いい天気。いよいよ東照宮へ向かいます。
いろいろなルートがあると思いますが、私達は「西参道」から入っていきました。
二荒(ふたあら) = 【にこう】 = 日光・にっこうの語源とも言われる神社です。
「親子杉」など多くのご神木がある美しい神社でした。
二荒山神社の隣には、三代将軍家光公の廟所、日光大猷院が。
お参りしたあと、東照宮へ向かいます。
いよいよ東照宮に到着しました。
まず、五重の塔が見えてきました
五重塔は細工も美しいのですが、塔の中心を貫く心柱が浮いている免震構造を実際みることができる期間で大変よかったです。
心柱の撮影は禁止ですが、係員の方が大変詳しく説明してくださって、わかりやすかったです。
ここから先は、拝観料をお納めしての拝観となります。
さすが夏休み、平日でも朝9時台からたくさんの人が来ていました。
神厩舎の三猿から、陽明門、唐門の龍、拝殿、本殿、眠り猫、と一度は観たかったものが拝観できて感動すら覚えました。
建築技術や寺社仏閣の御由緒に特別詳しいわけではないですが、歴史や文化の重みが受け止めきれないような迫力で次々に迫ってくる場所だと感じました。
来ることができて本当によかったです。
そして、違う視点ですごい!と思ったのがこちら、鳴龍の薬師堂。
ある地点で手を叩くと、共鳴して天井に描かれた龍が鳴くように聞こえるというお堂なのですが、大変混雑しているにもかかわらず案内がシステマティックでスマート。
前の間(廊下?)で60〜70人ずつぐらいのグループで、僧服のお坊さんからこれからみせていただくことの説明をお聞きして、ワクワク感がたかまったところで、いざ龍が鳴く間へ案内されます。
(暑いところで待たされて、もう、、、)という不快感は全く感じさせない流れです。
お堂では、撮影・録音はできませんが、先ほどの方からバトンタッチされたお坊さんの見事な説明と龍を鳴かせるパフォーマンスを見せていただいて退出となります。
特にびっくりしたのが、説明のお坊さんが皆さん英語をあやつられること。
グループの中に英語圏の観光客がいるとみると、日本語の合間に英語での説明をはさみ、質問にも英語で答えていて、外国人の方もうなずいて満足そうでした。
サービス精神満点でした。
ただただ歴史に甘えて古いものを観せているだけでなく、訪れた人誰もを満足させようとする工夫と努力をされている、さすが一流の観光地だと思いました。
去りがたい気持ちもありましたが、東照宮を後にして輪王寺を見ながらできるだけ人の少ない静かな道を辿って、神橋まで降りてきました。
神橋周辺でお土産物屋さんに入ったあと、東武日光駅前まで戻ってきました。
ホテルで荷物を受け取り、JR日光駅へ。
お昼を食べていないのでとりあえずJR駅前のパンやさんでパンを買って、駅の待合室で食べましたw
安くて美味しいパン! 駅も可愛い!
これから宇都宮へ向かいます。