小倉旅行②
2025.1.17 金曜日 〜 2025.1.19 日曜日
2泊3日小倉旅行の続きです。
2日目は、小倉城への朝の散歩からスタートです。
ホテルから町を見ながら15分ほど歩くと、井筒屋という地元のデパートの本館・新館の間から、小倉城が見えました。






放送局などが周辺にある大きな橋(鴎外の橋)の向こうに

大きな橋を渡って進むと、
美しい石垣の城に着きました。
小倉城は、1569年に毛利氏によって開かれたのち、1602年細川忠興が本格的な築城を始めました。七年の歳月を経て城は完成し、諸国の商人や職人が集まる商工業都市として、また外国貿易の拠点として小倉の城下町は大いに繁栄したそうです。
しかし城は、江戸時代後期に火災によって全焼し、その昭和の時代まで天守閣が再建されることはなかったそうです。
現在の天守閣は、昭和34年(1959年)市民の熱い要望によって再建されたものです。
現存天守でないのは残念ですね。
隣接する八坂神社にもお参りしました。
桜の時期はさぞ美しいことでしょう。




お城を出て、市街地に移動する途中、いまだかつてみたことがないような幅が広い橋を渡りました。
紫川にかかる何本もの橋の一つで「中の橋(太陽の橋)」と言うそうです。


歩道が尋常じゃなく広い!
広すぎて写真が上手く撮れなかったのですが、デザインも洒落ていて、初めて渡る者は楽しくなるような印象的な橋でした。
まっすぐ行くと旦過市場に到着。
場内をぐるぐる一周まわりましたが、写真で見ていた昭和の象徴のような独特な市場の景色の場所は無くなっていました。
2022年と2024年の2回の火災で、焼けてしまったようで、大変な出来事だったのでしょう。
仮設のような店舗で営業されている一画もありました。




市場を出て、昨夜も来た魚町銀天街を進み、モノレール平和通駅近くの「資さんうどん」で少し早いお昼ごはんです。
こちらは、ふわふわもちもち麺の博多うどんとは異なりますが、具材は同じごぼう天と甘辛い牛肉のうどんもあります。
チェーン店でお安いですが、麺もつゆも名物「ぼたもち」もとても美味しかったです。




お腹を満たしたところで、いざ小倉へ来た目的の一つ、JRA小倉競馬場に向かいます。
極少額しか賭けない(1レース200円平均(^_^;))のですが、昔から馬と騎手さんが走っている美しい姿をみることが大好きで、中央競馬・地方競馬問わず全国の競馬場巡りを敢行中です。
中央競馬は全10場のうち、今回が4場目。
しかし、今日は小倉開催日ではないため、場内の見学をしてビジョンで他場のレースを見てきます。



平和通駅からモノレールに乗って、たった10分程で競馬場前駅に到着。
着くと、何と競馬場に直結している出口がありました!
今まで知っている他場は最寄り駅から近くても5分程度は歩いていました。(専用歩道だったりはしますが。)
ここはもう「競馬場前」駅じゃなくて、「競馬場内」駅じゃねえ?という近さでした。













競馬場を満喫したところで、モノレールで平和通駅まで戻り、一杯ひっかけに(^_^;)鉄なべ餃子の店へ。








店を出て、昨日今日で何度か通って見慣れてきた町をウロウロ。






このお饅頭が出来立てホカホカで美味しかった♡
わがふるさと京都新京極のロンドン焼きと見た目一緒だけれど、こちらのほうが若干オイリーでしっとり、こくがありました。
特に出来立てが最高でした。
にぎやかな土曜の夜の町にもう少し居たいけど、お店に食べに入るほどお腹空いていないしなあとうろついていると、「焼きうどんテイクアウトできます」の看板が。
これだ、と思いホテルに持って帰ってゆっくり夜食としていただきました。




乾麺の焼きうどんを初めて食べました。
終戦後の中華麺が手に入らない時代に干しうどんを代用して作ったのが始まり、という説明を読んでなぜ乾麺なのか納得。小倉発祥のメニューなんですね。
味付けも独特で、くせになる美味しさでした。
ちょうどその時テレビでやっていたのが、NHKのプロジェクトX「日本メーカーの総力戦〜タイ大洪水との闘い〜」。
日本人社員と現地人従業員が協力して奮闘するストーリーに感動して、オイオイ泣きながら焼きうどんをすすりました(^_^;)
朝になり、3日目。
今日は駅周辺をぶらっとして帰路につく予定です。
ホテルをチェックアウトして、まずはこの旅行の少し前にテレビでみた小倉駅近くの「シロヤ」パンに行ってみました。
10時開店の5分前に着きましたが、、、すでに行列が。20人以上いたと思います。




パンを買って、駅前の商業ビルに入って買い物をしました。
時間をつぶすことがいくらでもできる、元気で清潔で賑やかな駅前でした。




小倉駅の北口へも行ってみました。
ええっ?何あれ?



なるほど、松本零士さんが暮らした町だから、メーテルとか鉄郎とかキャプテンハーロックの像があるわけですね!
リサーチしていなくてたまたま足を運んで見ることができてラッキーでした。
精巧にできていて立派な像でした。
そうこうしているうちに、新幹線の時間が近づいてきました。
でも最後に食べたいものが!
新幹線構内にある立ち食い寿司です。





市内の回転寿司屋さんがされているお店のようですが、握ってもらえてサクッとたべるには最高です。
段取りがわかっている様子のリピーター出張サラリーマンぽい方も何人も並んでいらっしゃいました。
さあ、お腹もふくれました。
これで、痛い膝を引きずってでも楽しく歩き倒した小倉の旅も終わりです。
楽しかったな。またいつか行きたいです。



