御園座でTAKARAZUKA
2023.2.28 火曜日
名古屋栄の御園座で、宝塚歌劇雪組公演「BONNIE&CLYDE」を観てきました。御園座へ行くのは初めてです。JR名古屋駅から地下鉄で1駅、駅直結とまではいかず一旦外に出てほんの少しだけ歩きますが、交通アクセスの大変よい劇場でした。
宝塚歌劇は本拠地の宝塚大劇場と東京宝塚劇場の他に名古屋や博多、東京、神奈川などいろいろな劇場でいろいろな演目の公演があります。
平日の御園座、ほぼ満席の客席は9割9分が女性で占められていました。
宝塚観劇は母のお腹の中にいるときから通い続けている趣味。子どもの頃から、うっとり別世界に行ける3時間が大好きです。意外と、演目によっては歴史の勉強の緒にもなりますし。
ということで今日は「BONNIE&CLYDE」、11時開演です。
アメリカ映画「俺たちに明日はない」の題材となった実在のギャング・カップルのお話のミュージカル。キャストは皆さん大変はまり役で好演されていましたが、う〜ん、ストーリーはあまり好みではなかったです。撃ち合いに大義がないというか。
ほぼ同時代のギャング映画をもとにした宝塚作品なら、数年前に上演された「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のずっしり重い感じが好き。成功と挫折の物語に心が震えました。
友人には、「細かいこと言わんと、さきちゃん(主演の人)のかっこよさ楽しんだらええねん。」と言われましたが(^_^;)。確かにそうです。
本拠地の宝塚大劇場ではコロナの影響もあってロビー・客席内の飲食は禁止されていますが、御園座はOK(もちろん休憩中にですが)。お弁当を食べて観劇できるという昔ながらの庶民の娯楽スタイル、とてもよかったです。入場前に劇場入り口の売店で買った天むすを幕間にしっかり食べました。劇場ロビーにもうなぎなどのお弁当の幕間予約を取るお店が出ていました。こちらも食べたかったな。
また、ロビーで売っている温かい芋きんつばも大人気らしく、天むすを食べたあと列に並びにいきましたが、私の前の人で売り切れるという不幸(T_T) 遅かりし…
御園座は、座席も壁も赤、赤。元気をいただける劇場でした。